2005年06月21日

LOVERS(十面里伏)

2004年11月2日に観賞。

映画「LOVERS」観て来ました。何ヶ月も前から楽しみにしていて。
主演の「チャン・ツィイー」さんや「金城武」さん「アンディ・ラウ」さんのファンなんです。そしてちょっと時代物ってまたまた私にとってはツボなんです。
主役の小妹(シャオメイ)演じるツィイーちゃんすっごく素敵でした。ワダエミさんデザインの踊り子の衣装もすっごい艶やかで色っぽく、彼女の魅力を最大限に引き出していたと思います。

ストーリーは国(朝廷)VS反朝廷勢力の武闘派の「飛刀門」。反朝廷側の刺客としてツィイー、朝廷側の刺客として金城武。裏で操るのはアンディ・ラウ。
彼女は盲目でまたその武闘勢力の頭目の娘ではないかと疑いがある。そして彼女を泳がせて「飛刀門」をおびき寄せようと。

敵を欺くにはまず味方から。金城武はツィイーのナイトのような役割をアンディから指示されるのです。
でもアンディは再三忠告します。「本気になるなよ」と。
これはあとのほうになるとどんでん返しが起こってその意味がわかるのですが。
よくあるように敵と味方と知りつつも惹かれあい恋に落ちて・・ということを危惧しているのかなっと思ってたんですが・・・。

そしてこの映画も「HERO」と同じくワイヤーアクション、そして色彩のコントラストがとても素敵でした。
竹やぶの中で闘うシーンは緑が目に鮮やかで、ツィイーの身のこなしはしなやかで・・少しグリーンデスティニー入ってるかなっとも思いました。

あんまり書くとネタばれになってしまうので、まだ観てない方に怒られてしまうけど、ラストはちょっとあっけなかったかなとも思いました。

他サイトでは金城君が鼻血のシーンで爆笑っていうことも見かけましたが・・・息つく暇も瞬きするのももったいないほどの見せ場盛りだくさんの映画でした。
映画のはじめのツィイーの踊りは絶対吹き替えだと友人とも話していたのですが、あんなに難易度の高そうな踊りでも彼女はこなしてしまうのですね。
かわいらしくそして色気もほどほどにあって、演技もアクションもこなす将来楽しみな女優さんですね。ますますファンになりました。「初恋の来た道」から比べるとかわいらしいだけだったのにかなり綺麗になりましたね。ちなみに私も彼女に触発?されて「アジエンス」使ってます(爆)
posted by ちか at 21:56| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宦官

中国史に興味はあるけれど・・・三国志などの壮大な歴史物にはまだ手を出してはおりません。
一番とっつきやすきて、そして自分自身も大好きな清王朝の頃のお話から読み始めています。

そして、清王朝が崩壊した後の愛信覚羅溥儀・溥傑の物語。これは溥傑氏の奥様の浩さんの書かれた本を読みました。

西太后に限らず、中国史の本は難しい。ストーリー性がないと眠くなってしまいます。
まず登場人物がとても多い。そして、人物の読み方が難しい。
一番の難関は・・歴史を覚えていないこと。この3つです。

以前の日記にも書きましたが、家が良くなくて貧乏をしたくないのなら、宦官になって出世するしかない。しかし、宦官になるからとはいえ、必ず出世できるとも限らず・・。
主人公の春児が自らのものを切り落として宦官となり出世していくストーリー。
すごく怖くてでも哀しくて、涙が出ます。

同じくその西太后絡みで、「誰が珍妃を殺したか」という謎かけを次々といろいろな宦官から引き出している「珍妃の井戸」西太后の命令で、光緒帝の側室の珍妃を井戸に投げ込んで殺したという事件を小説にしたもの。
西太后を失脚させようと革命を起こしたことから始まった事件。
まぁこの裏には李連英も絡んでいるんですけどね。

そして最近読んだのがタイトルにもある異形の集団「宦官」。
宦官の生活・性格・野望などをあらゆる角度から検証した本です。しかし、宦官は皇帝をしのぐほどの知識を備わっていることが多く、時にそれを悪用する宦官は皇帝を操り、政治を放棄させて自分たちの好きなように政治を動かします。

この本を読むまで宦官は中国にしかいなかったと思い込んでいましたが、ギリシア・ペルシア・インドそのほかローマをはじめヨーロッパ各地に実在したそうです。

宮廷の女官または皇后そのほか側室たちと過ちを犯さぬように・・・と。

あくまでも推測に過ぎないそうですが、後期の西太后のお気に入りの宦官「李連英」は、実は宦官ではなかったと。
自らのものは切り落としてなかったと言われています。

前の日記とかぶりますが・・・。宦官として出世する時に、必ず切り落とした性器を見せなければならず、大抵の宦官たちは刀匠師に借金をして手術をしているので、それを取り戻したいのだけれど、どんどんと利息がついて借金も膨らむばかり。それがないと昇格できないので必死に借金を返します。
なので、これはちょっと噂の域を出ないかな・・と。

また、あたりまえのことなんですが、切り落としているがために、尿は垂れ流しで筋力も衰えているので、とにかく下の締りが悪かったそうです。そして異臭を放っていたと本には書かれています。でも確かにそうかもしれませんね。

今のように麻酔もない、衛生面でもかなり悪い・・死と隣合せの手術ですから・・・。大変な覚悟がいったと思います。

でもそれほどの覚悟をしてまでも、家族のために宦官に志願していった若者たちは、どんな貧しい暮らしだったのでしょう・・・。裕福な今の時代からはきっと、想像もつかない世界なのでしょう。






posted by ちか at 18:29| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 感動した本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

蒼穹の昴/浅田次郎著

西太后の舞台を観て以来、私の中で静かに西太后や中国清王朝ブームですの。(笑)
元々清王朝時代そして文化大改革の時代のお話は好きで、DVDで「ラストエンペラー」「始皇帝暗殺」「さらばわが愛覇王別姫」「宋家の三姉妹」と持っているほど。

そして、本は難しいので敬遠していたのだけれど、やっぱり舞台を観て以来西太后や宦官についてもっと知りたい!と思い始めたので、母から本を拝借(笑)
だって、本って高くてなかなか買えないんですもの。

そして借りてきたのが浅田次郎の著書。


この本は「科挙」を目指す少李とても貧乏な家の春児が白太太という占い師に運勢を占ってもらったところ、少李は出世して必ず宮廷に仕え高い地位を得るだろうと。
そして春児(チュンル)は昴の星が守護星でついている。この星を持つものは滅多に現れず、宮廷のお宝を一身にあつめることができるであろうと。

そして占いの通り少李はとても難しい試験に合格し、宮廷仕えの役人となる。

清王朝の頃は、宮廷に仕えるのは「科挙」の試験に合格したもの、または宦官のどちらかであったそうです。

春児は貧しい家の出で、学問などつけてもらっておず、幼馴染の少李から字を習い読み書き程度しかの知識は持たない。二人の兄は病気で死に貧しいがために医者にもかかれなかった。母は子供を二人も亡くして気が狂い、妹の玲玲を残して自殺・・・。
そして春児は何が何でもお金を儲けねば・・・えらい人にならねば・・と自らの性器を切り落として宦官となる。

この本の中に宦官養成工場?とも言うべく刀師がでてくるのだけれど、その宦官になるための手術の描写がうわぁぁ怖いよぉと言った感じ。
そして大抵宦官となるのは貧しい家の出で、売られてきた人がほとんどで・・・その手術代も借金なので、切り落としたそのものは、借金のカタとして取り上げられてしまうそうです。
宦官として出生していく際に、自分の切り落としたそのものを見せなければ出世できない。死ぬときは一緒に棺に入れてもらわないと、人間として生まれ変われないと信じられていた。

この本の中にはそんなに西太后は登場しないけれど、かなりの猛女として描かれています。

貧しいだけで学校へも通えず、読み書きももちろんできず・・・春児も糞拾いで生計を立てていると言う具合。昔は燃料として使っていたそうです。

宦官として生きるため、お金がないので自分で宦官となるための儀式・・を済ませる彼が小説の中の人物と知ってはいてもとても可哀想で・・・。
今は多少裕福になった中国でも、それでもまだ貧富の差は激しいのですから・・・。さすがに宦官制度はもう廃止ですけどね。

中国史、宦官のことや清王朝に興味を持っているならぜひ読んでみて下さい。

同じ作者で清王朝の「光緒帝」の側室の珍妃を誰が殺したか・・というサスペンス仕立ての「珍妃の井戸」という作品もあるのですがどうやら廃刊のようです。

ちなみにMy西太后ブームで、ヤフオクにて西太后・続西太后とビデオを落札!(笑)

まだまだ中国史ブーム続きそうです。
posted by ちか at 23:25| 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 感動した本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月19日

さらばわが愛〜覇王別姫〜

1930年代北京を舞台にしたお話。
遊郭で生まれた小豆(レスリー・チャン)は、母に連れられ京劇の劇団?へ入所する。
厳しい練習・いじめに耐える彼をいつも「石頭」という少年がかばい、いつしか友情が芽生える。
やがて小豆は女形として、石頭は男役としてそれぞれ成長し、売れっ子の役者となり、代表作である「覇王別姫」を演じるようになる。

舞台の上と、現実とをやがて混同して、彼は相手役を愛するようになるけれど、売春婦をしていた菊仙(コン・リー)と結婚してしまい、悔しさから二度と同じ舞台には立たないと、絶縁宣言をする。
中国は日本との戦争、文化大革命で共産党と国民党の争いで内紛が絶えず、時代も不安定となっていった。
時代に翻弄されていく3人を京劇の舞台を中心として描いた映画で、少し難しい。

レスリー・チャンの女形の演技に見惚れ、それに広東語を日常語とする香港人の彼が、北京語を操るのもかなり難しかったとも思う。
京劇に元々興味もあり一度観て見たかったのだけど、レンタルへ行って手にはとるけれど、いつもその都度見送ってきてしまった。
もっと早く観てれば良かった・・。

いまさらながら、レスリー・チャンと言う俳優さんの才能に驚かされる。
3時間くらいの長い映画なのだけど、見ていても飽きないと思う。子供時代の修行の辛さを描いたシーンもいいけれど、大人になり売れつづけていく苦しさ、彼を思う気持ち、時代の流れ・・・大人時代のほうが断然面白い。
少々ネタばれになるけど、裏切られてその気持ちを、言葉ではなく表情だけで表す菊仙(コン・リー)はすごい!
posted by ちか at 13:01| 🌁| Comment(3) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」

2005年6月12日・17日に観劇してきました。

スーパー歌舞伎初体験!ヤマトタケルを観てまいりました。
それも2回も観に行ってしまいましたが、まだまだ観たりません。もっともっと観たいです。しかし・・お金も暇もないので、諦めていますけれど。

はじめは去年「西太后」で醇親王夫人を演じられた市川春猿さんお目当てで舞台を観にいったのですが、そのほかの役者さんのすばらしさに圧倒され、そして「スーパー歌舞伎」を考えられた、市川猿之助さんを尊敬しました。

まだ日本がひとつの国となる前の話。大和の国の皇子の切ない親子の情愛を描いた物語なんですが、ほんとにほんとにすばらしい舞台でした。

歌舞伎ほど口上は難しくなく、現代調にかなりアレンジはされていますが、ところどころに歌舞伎の型が。見えを切ったり、立ち姿そして豪華できらびやかな衣装。

1回目2回目ともとても席がよく、8列目の真ん中と、8列目の花道の真横と。
間近で役者さんの表情や仕草が見られ,大変感動しました。

ヤマトタケル


そしてなんといっても春猿さん。とても艶やかで可愛らしくて美しくて・・・ため息とともに、花道を出てきた瞬間「うわ〜春猿さんすごくキレイ!可愛い!」と口に出してしまいます。そのくらい可愛らしいんです。
赤いお着物がとてもよくお似合いで、初々しい弟橘姫を演じていらっしゃいました。
そして「ヤマトタケル」小碓の命を演じてらっしゃる市川段治郎さん。(写真左側)なんと素敵なのでしょう。
背が高く凛々しくそして気品溢れる皇子でした。
春猿さんと並ぶとほんと美男美女(ってなんか変かしら)で、とても良くお似合いでした。
プライベートでも仲が良いそう・・と、噂でお聞きしましたが。続きを読む
posted by ちか at 21:12| 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) | 歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

藤間紫・市川猿之助「西太后」

2004年6月13日に観劇。
よく日付を見てみると、ヤマトタケルを始めて観にいった日付と一年と一日違い!これも運命でしょうか(爆)

過去の事になりますが、記念になるので拾ってきました。
この西太后が大好きな市川春猿さんとの出会いです。

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posted by ちか at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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