2005年08月23日

OKUNI

BSで放映されたものを、友人が録画して送ってくれたので、視聴できました♪

OKUNI〜木の実ナナさんの主演するミュージカル「阿国」と、元のお話は一緒です。
ナナさんの阿国は未見で、また21世紀歌舞伎組のOKUNIも初めてとあって、かぶりつきで見ていました。

猿之助一門の歌舞伎は、西太后とヤマトタケルしか知らないので・・。

正直言って、笑也さん可愛すぎです。
そしてヤマトタケルでは、段治郎さんにおされ気味だった右近さん、傾奇者権三でいい味出してます、かっこいいです!見直しました(?)
これは右近さんしかできないな〜なんて思いながら観ていました。

そして私の大好きな春猿さん。これまたため息がでるほど綺麗であでやかで・・・・。
この舞台のとき、ちょうどポリープの手術をされたあとらしく、表情と身振り手振りでほとんどの演技をこなし、せりふが入るところは録音でした。
お嬢様の春猿さんも可愛らしかったけど、遊女の春猿さんぞくっとするほど色っぽい・・・!

そしてヤマトタケルではヘタルベを演じていた弘太郎くん、とっても可愛い女性を演じていました。もともとちょっと丸顔なので、とても可愛くてお人形さんみたいでした。
二役で秀頼を演じられたときは、ちょっと難あり?なんて思ったりもしましたが。
彼にはどうしても、ヘタルベのイメージが強くて。ヘタルベで弘太郎くんを知ったせいかもしれません。

OKUNIの舞台は、1603年京都四条河原で、念仏踊り一座→傾奇OKUNI一座へと変貌します。
新しい芸能が生まれていく過程での、弾圧や物珍しさを題材にしています。

とても楽しい舞台で、オープニングはいきなり「念仏踊り」でなんまいだーなんまいだーと、女方さんたちが舞台狭しと、歌い踊ります。
そして華やかに笑也さん登場。
ちょっと「みやず姫」とかぶりますが・・・。
でもお茶目で可愛らしくて、笑也さんにはとても男性の影を感じません。
それは春猿さんにも言えること・・・。
気位の高いお嬢様の琴→春猿さん、踊りが好きでたまらないOKUNI→笑也さん。
ちょっとワル男の山参→段治郎さん。
傾奇者の権三→右近さん。
それぞれとても個性豊かに演じられていました。

ん〜やっぱり21世紀歌舞伎組の、生舞台が観たい!

やっぱり11月の大阪松竹座での狸御殿行っちゃおうかな〜。(爆)
posted by ちか at 19:09| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

星になった少年〜Shiningboy&LittleRandy

2005年8月4日 郊外の映画館にて観賞。

正直言って、ここまで泣かされるとは思いませんでした。
元々動物物にはとても弱い(南極物語後半泣きっぱなし)のですが、なんでもない象とのふれあいのシーンでも、ほろほろと涙が・・・。
涙腺がどこか壊れてしまったように泣きました。

物語は、実際に象使いそして象ととても仲良しな哲夢さん・・・の実話を基にして作成した映画。
いつか象の楽園を日本に作る・・・という志半ばで他界されています。

主演は「誰も知らない」で、一躍有名になった柳楽優弥くん。
演技はまだまだですが、かえってその素人っぽさが、哲夢さんの役柄に合ってたような気がします。
母親役に、常盤貴子さん。こっちは・・・・微妙。赤い月で、彼女の余りの演技の下手さにびっくりしましたが、やはり今回もそれは間違いではなかったようで。

それに動物プロダクションで、日々動物の世話に追われているのに、綺麗に髪をまとめていたり、小奇麗な服装で世話してるなんてあり得ないです。
おばあちゃん役の倍賞美津子さんくらい、思い切りキャラを作りこんでもいいのでは?
と、言っても演技力がないので、老けた格好させるとただの老け役で終わってしまうかもしれませんね。

義父と母の経営する動物プロダクションに、象を迎える事から哲夢君は像使いを目指します。
彼には不思議な能力があって、象と会話が出来たのです。
単身タイ・チェンマイの山奥の象使いの学校へ、象使いになるために渡ります。
言葉もほとんど通じない、仲間からはバカにされ、自分の象の「ファー」は、母親から引き離されて、哲夢に心を開こうとはしません。

一人どんどん落ちこぼれていく哲夢。仲間とも打ち解けられず、ファーとも仲良くなれないまま日は過ぎていきます。

そんな時仲間たちはイタズラを仕掛けます。

象の神様があらわれて、哲夢にある予言を授けます。その内容はまるで哲夢の未来を暗示したかのように・・・。


映画の中で母象と子象が引き離されるシーン、もう涙涙で見てられませんでした。
とても悲しげな切ない声を出して、何度引き離されても、全身の力を振り絞ってお互い近寄ろうとします。そのたび綱で繋がれているので引き離されます。

残酷かもしれませんが、象使いになるため、象を調教するためには仕方がないことなのです。
タイの奥地では、象は立派な働き手です。象を使って仕事をするのは金持ちの象徴。
象使いになるために合宿している少年は、みんな瀬戸際なのです。
だから、日本に帰れば裕福な暮らしが待っている哲夢は、彼らにとっては理解不能な人間なのでしょうね。なぜわざわざここに象使いの勉強をしに来るのだろうと。

劇中のタイの雄大な自然、美しい景色、ずっとなくならないでいてほしいな・・と思いました。
そして、坂本龍一氏のインストも、とても美しいメロディで、アジアンチックなんだけどどこか癒される・・・そんな音楽でした。

柳楽くんが、劇の始まりと終わりでは全然違った顔つきになってるのも、見ものです。
どんどん大人になっていくんですね。今一番いろんなことを吸収して、成長して行く時期なのでしょう。
象とのふれあい・・・今みんなが失ってしまった、思いやる心、人とのつながり思い出させてくれるような気がします。
象は仲間に危機が迫ると、どんなに離れていても察知するそうです。

ネタばれになりますが、哲夢君が事故に遭った時、象たちは立ち上がり騒ぎ、涙を流し、出棺していく時は棺に取りすがって鳴いていました。
目からぽとぽと涙を流し・・・。

思い出してもまた泣けます。

表現力が乏しくてどんなにいい映画だったか・・・と通じないかもしれないけれど、とにかくとてもいい映画でした。

柳楽くんも、大切に俳優として育てて欲しいですね。
かなりの美少年になりましたけど。
posted by ちか at 10:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月29日

恋する神父

2005年7月28日 郊外の映画館にて観賞。

「天国の階段」ソンジュで超人気俳優となった、グォン・サンウと、
TVドラマ「秘密」で激しい妹ジウンを演じたハ・ジウォンの
共演のラブコメディ。

神父への昇格を後一ヵ月後に控えたギュシク。
勤勉で真面目で新婦になる事だけを日々考えている、いわゆるカタブツ。
親友のドジに巻き込まれ、法王の聖杯を壊してしまい、
精神教育を受けるため田舎の教会へ。
そして、アメリカ帰りの奔放なボンヒと弾みでキスをしてしまいます。
真面目なギュシク、神父になるためには罪を悔い改めねば・・・と、
彼女を洗礼を受けさせるようにあの手この手。
彼女もなかなかのツワモノ。そう簡単には彼の言いなりにはなりません。
対立するうち、いつしか二人は恋に落ちますが、神父は神にのみ愛をささげる
のが仕事であり、特定の女性とは恋をしてはいけません。

恋に揺れ、真面目なギュシク演じるグォン・サンウ可愛かったです。
ドジしたり、ボンヒに振り回されて困った顔したり。
そしてボンヒ演じるハ・ジウォンさん。
とてもスタイルはいいし、キュートな女優さん。
私は「秘密」で演技力抜群の彼女のファンになったんです。

ストーリーとしてはありがちかな、ってとこで多分家で観てたら
退屈するかもしれません。
中だるみも少しあるし。

しかしグォン・サンウは背が高く小顔で、ほんとにまぁ・・・スタイルいい
俳優さんだわ〜というのが正直な感想。
天国の階段では、ちょっと老けた髪形してましたが、絶対この前髪下ろした
髪形のほうが似合うし可愛いと思います。

ハ・ジウォンさん、今年いっぱいで芸能活動は休止して、
アメリカへ留学なさるそうです。

韓国のドラマでも良くあるんですが、アメリカへ留学って韓国では当たり前
なんですかね〜〜。
ん〜謎です。


posted by ちか at 22:13| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月24日

バレットモンク

2005年7月23日 レンタルDVDにて鑑賞。

大好きな周潤發さんの久々の映画出演。
グリーン・デスティニー以来です。あの時はリー・ムーバイという剣術の達人を演じていらっしゃいましたが、今度はチベットの高僧という設定。
そしてこの「バレット・モンク」彼のファンサイトで酷評されていました。
そんなんで自然と足は遠のき、映画館で観ることは断念。
彼のファンが集まるはずのサイトで、贔屓目に見ても酷評されるなんて余程のことに違いないと。

しかし、この作品は挽歌シリーズでコンビを組んでいたジョン・ウー監督と潤發さんが、香港映画ではなくハリウッドでタッグを組んだ超話題作のはず。
どこかどうおかしいのだろう・・と疑問を持ちながら、鑑賞しました。

ストーリーは、あるチベットの寺院で高僧たちに守られている巻物がありました。
その巻物を守るものは、不老不死なわけです。そしてその巻物に書かれた呪文を唱えれば、天国を地獄へ変えることができるほどの、強い威力をもちます。
潤發演じる僧は、名を捨てその巻物を守る次世代の者として選ばれます。
先代からパワーを移された直後、その巻物を狙うロシアの軍に攻め入られ、先代は銃殺、仲間もちりぢり、潤發も崖から落ち行方不明に。

時は流れて60年後のNY。カーという名のスリと潤發は出会います。そのスリと接するうち、預言の人物が彼ではないかと直感します。
そして彼を巻き込み、ロシアの軍の総指揮官の一味との激しい戦い・・・。

カンフーの達人のスリのカーと、潤發の哲学的な問いかけがなかなか良かったです。

映画のアクションシーンでは、コートを羽織った潤發が、車の屋根の上で戦うとき、まるでマトリックス!のようにコートの裾が広がり、パロディーなのか?と思わせるシーンも。

確かに酷評とまでは行かないけれど、潤發の魅力が生かされてないように思いました。
「アンナと王様」でタイの(シャム王国)の王を演じた彼は、アンナに堂々として格好よかったのに・・・。どうしてでしょう。
若かりし頃、挽歌で2丁拳銃ぶっ放しーの、天才ギャンブラーで魅せた子供のような表情の潤發・・・。どこへ行ってしまったの〜〜!!
グリーンデスティニーの、リー・ムーバイの渋さは??ってとこです。

ハリウッドに進出してから、アジア人としての彼に来る仕事のオファーは、いつもカンフーの達人とかが多かったそうです。肝炎を患い、そしてうつ病とも闘っていたそうで、それが彼のオーラを奪ってしまったのでしょうか。
いえいえ、きっと役どころが悪かったんでしょう。
久々ジョン・ウー監督からのオファーってこともあって、仕事を選んでいる彼も、出演せざるを得なかったのかもしれません。

現在「パイレーツ・オブ・カリビアン2」で海賊役で出演中、そして三国志にも出演されるという噂。
年を重ねて渋くかっこよくなった潤發さんに、スクリーンでお会いしたいものです。
posted by ちか at 13:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月17日

ラベンダー

7月16日CSにて視聴。1年ほど前にも名古屋の某映画館でも鑑賞。

正直言って、金城武さんの子犬のような演技にノックアウトされた作品。
でも・・・アロマの先生のはずのケリー・チャン、あり得ない〜〜というオイルの使い方をしていて、せっかくの映画の魅力も半減。

<ストーリー>
『エンジェル』の金城武さんは、ある日下界に落ちてきてしまい、羽根が傷ついて飛べなくなりました。
恋人を亡くし生きる気力をなくし、毎日を淡々と過ごしていたアテナ(ケリー・チャン)。
落ちてきたエンジェルによって、毎日振り回されっぱなし。
イライラしたり、ドキドキしたり。
いつしか二人は恋に落ちるのですが・・・。

ひとつこの映画を観て誤解を招くといけないので書いておきますが、精油を扱う時、映画のシーンのように瓶を振ってオイルを落としてはいけません。
ゆっくり1滴ずつ落とすんですよ。
アロマの先生のはずのアテナが、お風呂に精油を入れるとき、「こういうときはラベンダーの香り!」と言いながら、ブンブンボトルを振ってオイルを入れています。
これじゃあオイルが入りすぎちゃったり、調合する時にもmlが変ってきちゃいます。
オイルをブレンドする時は「ブレンドファクター」と言う計算式を使って、それによってこのオイルは何滴・・と決めるのですから。

そして、美人なんですがケリー・チャンって無表情ですよね。
ほかの映画を観ていてもそうなんですが・・感情の起伏が顔に現れてないかな・・って。

そう思うのは私だけかもしれませんが。

いくら美人でも無表情ってどうかな・・女優としてどうかなって思うこともあります。
余計なお世話なんですけどね〜。(^_^;)

でもこの映画でも金城さんかっこいい・・いえすごい可愛いです。
エンジェルが下界のいろんなことに触れて、目をきらきらさせてる状態なんて、すごい可愛い♪黒目がちな金城さん、子犬のような目でなんとも子供のような表情で。

ただ、ちょっとだけアロマの知識をかじってる私としては、もうちょっと精油の使い方をきちんとして欲しいという印象を受けましたね。

金城さんファンにはたまらない映画だと思います。

しかし金城さんってすごいですね。
台湾と日本人のミックスとはいえ、台湾語・北京語・日本語・英語・広東語を操るんですから。
生粋の日本人でありながら、日本語さえまともに話せない私としては、うらやましい限りです。きっと頭もいいのでしょうね。

天は二物も三物も与えられるのですね〜ため息。
posted by ちか at 19:45| 🌁| Comment(5) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

ターンレフトターンライト

7月15日 CS有料チャンネルで視聴。

金城武さん主演で、映画館へ観にいきたかったけれど、仕事が忙しくて観にいけなかったので、有料チャンネル(420円)で視聴できたのはすごくうれしかったです。

北京語を操る金城さんこれまたかっこいいのです〜〜。
舞台は私の大好きな台湾・台北。
ふとしたきっかけで知り合う、音楽家の卵と翻訳家の卵。
実は知らずに二人はずっとすれ違ってたんです。
それがある日、出会って恋に落ちました。
彼女は噴水のふちに腰掛けて夢中になって、自分の大好きな詩を翻訳したものを読んでいます。
対岸では、金城さんがヴァイオリンのレッスンをしようとしていました。
風が吹いて彼女の大事な原稿が飛ばされて、水に落ちてしまいます。
焦る彼女は拾った原稿までも、また水に落としてしまうんです。

原稿を拾った事が縁で、2人は徐々に想いを深めていき、そしてその日子供の頃の話をしたら、これまた偶然にもお互いの初恋の相手だったと。
幼い彼女は、そのときもまた彼に原稿を拾ってもらっていたのでした。
そして、やっとの思いで彼の電話番号を聞いたのに、かばんごと電車へ忘れて結局電話がかけられず。

そして、大人になって再会して番号を交換するのですが、あいにくの大雨。雨でにじんだメモの電話番号はどうしても最後の一桁が読めないんです。
どうしても出会えないままどんどん日にちは経って行き・・・。

正直言ってすごい面白い!と言う映画ではありませんでした。
うそでしょ〜と思うこと多々あり(爆)
だってアパートの部屋が実は隣同士。ただ棟が違うがために出入り口は別々でお互い知らないままとか、そして出口を出たら彼は右に彼女は左に。
そんなこんなで、いつもどこでもすれ違い。

そして恋の邪魔者もお互いに入り、あれこれどたばたと問題ばかり。思い出の場所がなくなり、2人で乗ったメリゴーランドも壊され、馬を必死で持って帰ったり(^_^;)

でも、2人の恋する必死な気持ちがこちらへも伝わってきて、ラストのそんなあほな〜という形でのハッピーエンドで、まぁまぁ良いでしょうって感じかしら。

主演の女優さんは「奥貫薫さん」をもう少し地味にした感じで、とても可愛らしい方でした。あいにく私は香港や中国の女優さんには詳しくないので、有名な方なのかどうかはわかりませんが。
そして恋を邪魔する食堂の女の子を演じた女優さんは、かなりの美人でしたね〜。
ちょっと性格に難ありって感じの女の子を演じてるので、ファッションも奇抜だし、メイクもきつめでしたが、きっと素顔の彼女は可愛らしいでしょうね。

でもこの映画の中心は、やっぱり金城武さんです。
彼が好きなら観られる映画ってところです。

ケリー・チャンと共演した「ラベンダー」みたいなものです。彼の魅力だけが際立ってる映画という印象を受けました。

でも、観て損はないと思います。
映画館で1800円払ってまでは・・と思うけれど、ビデオやDVDならワンコインで観られますので、どうぞって感じかな〜。

最近金城さんのドラマや映画観てないので、今度はもっと内容もすごく面白い作品を望みます!
posted by ちか at 09:50| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月28日

宋家の三姉妹

中国の清王朝が滅び現代へと移り変わる革命に翻弄された三姉妹の物語。

中国の大財閥の宋家の三姉妹。父は宣教師でもあり、また中国全土の子供たちに「靴」を履かせることを目標とした思想家。

孫文のスポンサー兼親友でもあった。

当時の中国はそのくらい貧富の差が激しく、街の子供たちははだしで舗装されていない道路を歩いていたのです。

靄齢、慶齢、美齢。

長女靄齢は富を愛し世界の大財閥の御曹司と結婚し、中国で初の銀行を設立。、次女慶齢は父の猛反対の末孫文と駆け落ちし、思想を受け継ぐ。 三女美齢は権力を愛し、蒋介石夫人として外交の場で活躍。



長女の権力と財力があるが故の「ここぞ」という時のお金の使い方。とっても頭が切れるお姉さんです。

次女は思想に燃えて志半ばで他界した孫文の秘書をしているうちに、彼の思想を受け継ぎ、それが姉妹の争いの種になろうとは・・。

三女はお姉さまたちのように権力のある素敵な方と結婚したいわ!と、次姉の反対を押し切り蒋介石と結婚。

それぞれの選んだ道はけして楽ではないけれど、姉妹の絆の強さを感じる映画でした。



レンタルで2回、DVDでも数回、映画館でも観ました。

切なく哀しい映画ですが、女性は強くあらねば!と思い立たされる映画でもありますね。

中秋の名月を祝う席で、戦争中だから今年の月餅は小さいわと嘆くシーン、十分過ぎるほど大きいのですが・・。



あと、マギー・チャンはこの頃北京語がまだマスターできてなくて、結局吹き替えになったとか。

そして、三姉妹の中の一番長寿であられた宋美齢さんも一昨年お亡くなりに・・・。

永遠のファーストレディー。
宋家の三姉妹の末娘で蒋介石氏とご結婚されて、政治の世界で華々しく活躍された「宋美齢」さんのことをあらわす言葉なのだそうです。

CSで美齢さんの没後1周年として、彼女の辿った激動の人生を当時のフィルムを使って、振り返っていました。
映画からは知ることの出来ない素顔の美齢さんを知ることもでき、あらためて尊敬する女性の1人として、心に大きく彼女の存在は残りました。

頭の切れる長女アイ齢、思想家の慶齢。2人ともとても素敵で尊敬するけれど、やっぱり私は美齢さんにとても魅力を感じます。

そして史実をあまり、いえほとんど知らない私は宋家は三姉妹だけと思っていたら違っていたんですね(^_^;)

私が美齢さんに魅力を感じたのは、映画の中では頭の回転が速く、でも時にはとても女性らしく、時には男性顔負けの行動力と知性を発揮し、難問に立ち向かっていく・・そんなところがとても魅力に感じていました。
実際彼女はとても機転の利く性格だったようで、アメリカに留学中、歴史の授業で「南北戦争」についてのレポートをまとめる際、彼女はやっていなかったそうなんです。

で、先生にとがめられると普通は「すみません、やっていません」と答えるべきなのでしょうが、彼女は違っていました。
「私は中国人ではありますが、身も心も南部出身と変らないと思っており、このような戦争のことについては、心が痛んでお答えすることは出来ません」
この逸話は、大学内で語り継がれているそうです。
アメリカでは由緒正しいそしてかなり歴史のある、名門の大学で、あのヒラリー元大統領夫人も出身の大学だそうです。

彼女や姉たちの受けた英才教育は、留学だけではなく、中国にいる時から、授業はすべて英語で行われていたそうです。
当時教育など受けられる子女はごくわずかな上、授業がすべて英語だったというところは、さすが一流の子女の通う学校だと思いました。
今は修道院になってしまっているそうですが・・。礼拝堂だったかしら。(笑)

蒋介石夫人となられて、政治の世界へ華々しくデビューされたのですが、アメリカで遊説を行うたび、マスコミはこぞって彼女の写真と記事を書きたてたのだそうです。

それは、遊説の中身より衣装・宝石・しぐさ・・など。
日本でダイアナ妃の一挙手一投足が話題になったのと似ているかもしれませんね。
アメリカ人からしてみたら、チャイナドレスを着て英語を話す美齢産は、とても魅力的に映ったに違いありません。
それこそアメリカで育った娘が中国人と結婚した。
そういう幻想を抱いていたという説もあるくらいですから。

そして美齢さんの好物はなんと!
「七面鳥の骨」これを夜食にバリバリと召し上がられたそうです。当時仕えられてたメイドの方がインタビューでそう答えていました。

106歳で生涯を終えられた美齢さんですが、姉や姉の子供たちよりも、もちろん長生きなわけです。
この世でお別れをするのはもうたくさんとおっしゃって、とてもふさぎこんでいたこともあったそうですが、
ある日こう悟られたそうです。
「神様は私がまだこの世でやるべきことが残っていると言うことで生かされているのだわ」と。
熱心なキリスト教信者だった美齢さん、さすがです。

軍事会議の通訳、中国とアメリカの国交正常化を望み、援助を取り付けようと必死で遊説に回る反面、とても浪費家だったという話もあります。
中国が貧困にあえいでいる時、彼女はアメリカで100万ドルの買い物をしたと。
だから、彼女が一番大切なものは、1に中国2に保身だとも言われています。

それにしても、この宋家の三姉妹というのはほんとうにすごい人たちですね。
長女は中国で始めて銀行を開き、次女は孫文と革命に燃え三女は蒋介石夫人として政治の場に華々しくデビュー。
歴史を動かす人物とそれぞれ結婚してるのですから。
孔家・蒋家・孫家が大財閥の宋家と一緒になり、巨大な権力一家が出来上がったのですが・・・想像もつきませんね。
しかし、そのあと孔家は脱税で失墜していくのですが・・。

映画には描かれなかった三姉妹のその後も少し垣間見えて、とても興味深いドキュメンタリーでした。

文才がないため、あまり上手にまとめられなかったのですが、ほんの少し宋美齢さんのことに興味を持つ方がいたらいいな〜と思いました。

晩年はとても静かにお暮らしになられ、静かに息を引き取られたそうですが、97歳頃の映像もあったのですが、お若い時から変らずお綺麗でそして聡明な感じのする方でしたね。
全然年寄りっぽくないんです。
台湾政治の実権を裏で握っていただけありますね。
足が悪かったそうなので、すこしよろよろした感じはありましたが、それを除けば普通の97歳の人とは比べ物にならないくらいお若い感じを受けました。
って当たり前ですね。(^_^;)
隠居生活を送っている方よりも、まだまだ政治の実権を握って、頑張っておられたのですから。
頭を常に使っているとボケないっていうくらいですしね。

もっと美齢さんや宋家のこと、そして激動の中国史、台湾の今置かれている立場など、いろいろ知りたくなりました。

ただ雰囲気が好きで訪れていた台湾。
蒋介石と美齢さんの歴史の残る台湾。
またいつか旅行する機会があるときまでに、いろいろ勉強をしていきたいと思います。

そしてお2人のゆかりの地を台湾〜中国と巡ってみたいですね。

また「宋家の三姉妹」の映画をじっくりと見返したいと思います。
posted by ちか at 20:53| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月25日

シュウシュウの季節

時は文化大革命、チベットの山奥へ放牧を習いに連れて行かれるシュウシュウ。両親はわかっていた2度と帰れない娘のことを。しかし何も知らないシュウシュウは、半年たてば家に帰れると言われていたため毎日指折り帰る日を数える。



ある日風の噂で裕福な家庭の子女は、お金を積んで家に帰れるけど一般家庭の子供は2度と帰れないと・・。



約束の半年を過ぎても迎えは現れない。

絶望するシュウシュウに悪い男たちは入れ知恵をする。

自分は公安に顔が利く。体を任せれば家に帰してやると。
許可証をちらつかせていろんな男がシュウシュウの体の上を通り過ぎる。そして望まない妊娠・・・。

月日は流れ身も心もボロボロになるシュウシュウ。

放牧を教えるために同居している「ラオジン」という男はずっとシュウシュウを見守る。
噂に寄ればラオジンは清の朝廷の宦官であったとかなかったとか。

そして衝撃のラスト・・。どうしても家に帰りたかったシュウシュウが取った行動は・・。

同じ女性として、腹黒い男たち、欲望を満たすためなら手段を選ばない男たちに腹が立つのと同時に、中国の裏の顔を見たような気になる映画でした。あどけないかわいらしいシュウシュウが家に帰りたい一身でとる行動は涙涙です。

このことについて少し調べたのですが、文革が終わっていまだ許可証がないために僻地で労働をし、家に帰れない人たちが大勢いるのだとか・・。何のための革命なんでしょうね。
シュウシュウの季節
posted by ちか at 12:13| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月22日

薪狂言

2003年8月21日に鑑賞。

かなり古いお話をupします。

和泉元弥氏の狂言&トークショーを、名古屋の徳川美術館の庭にて観てまいりました。
狂言師のお姉さん二人も出演されていました。

もともと狂言は奈良時代から始まり、尾張徳川藩の厚い庇護の元発展していったそうです。
縁のある徳川美術館で狂言をされるのも納得。

最初に元弥氏から簡単な説明があり、狂言を楽しく見るために知っておいたほうが良いことなど。
狂言は体の動き、顔の表情、口調だけで表す喜劇。

さて、演目は「蟹山伏」と「二人袴」

蟹山伏は、山伏二人が山で蟹の精に出会い、片方の山伏が蟹にはさみで挟まれて痛いから何とかしてくれ、では呪文でなんとかしようという、お話。
大げさな動きが面白く、蟹の精の両手をピースにして、右左と腕を動かす様子がかわいかった♪

二人袴は婿入りする息子を心配して舅がついてくるのだが、婿入り先で二人一緒にお入りなさいと誘われ、めでたい日に袴を身につけきちんとした身支度をしてないと、常識がない親と思われ息子が苦労するかも・・・と、考えた挙句袴を二つに裂いて、それぞれ身に着ける。
言いか絶対に後ろを見られるなよと、言い聞かせながらも酒の宴の席で、舞を舞ってほしいと頼まれ、後ろを見られないように必死で舞うのだけれど、結局はばれてしまい笑われておしまいっていうのだけれど、ほんとに笑った笑った。
おなかを抱えて笑ったのは久しぶりなような気がします。
posted by ちか at 19:01| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 狂言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御陣乗太鼓

輪島へ家族で旅行へ行ったとき、初めて「御陣乗太鼓」を聴くことが出来た。
ホテルの催しで毎日夜演奏?されているのだけど。

その時はもう、ただただあっけに取られて見ていて、とにかくお腹の底に響いた太鼓だった。
そして打ち鳴らされる太鼓と、太鼓奏者の迫力にまた鬼気迫るものも感じて、少々怖いくらいだった。
ひとつの太鼓を4人ぐらいがかわるがわる打ち鳴らすのだけれど、とにかく凄い。

荒れ狂う日本海に波の花が散り、それをバックに演奏する御陣乗太鼓は、まるで絵に描いたようにしっくりなじんでいます。

私たちが聴いたのは、ホテルのステージですが、御陣乗太鼓の保存会の発行するビデオを観た時、荒れ狂う日本海をバックに海岸で演奏していた。

和太鼓の超有名なグループの演奏会も何度か聴きに行ったことはあったけれど、もう全然音が違う。

そして、実家の商売のオープニングイベントで「御陣乗太鼓」を演奏していただくことに。
間近でそれも外でみる太鼓はこれまた勇壮で力強くて・・。涙が出そうになるほど感動し、これ以上叩けないというほど手を叩いていた。

御陣乗太鼓のはじまりは天正5年。ある村に攻め入ってきた上杉謙信勢を夜の闇の中、太鼓を打ち鳴らし、鬼の面をかぶり海藻の頭髪をつけ、見事に追い払った。
それ以来祝時の太鼓として、またお祭りなどには欠かせない太鼓となっている。

確かに電気などない大昔、かがり火のなかで浮かび上がる鬼の面、海藻のかつらとても気味が悪く、怖いものだと思う。

先日開港した能登空港のオープニングイベントにももちろん、参加されて太鼓を打ち鳴らしていました。

なかなか見る機会のない太鼓ですが、一度聴けばその魅力にとりつかれます。
もう音色が違うのです。
打ち終わった人たちも、息が上がって、お面をはずして呼吸を整えてるくらい力強い太鼓なのです。

輪島の男から男へ受け継がれている伝統の太鼓です。
posted by ちか at 18:49| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 和太鼓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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