2005年06月18日

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」

2005年6月12日・17日に観劇してきました。

スーパー歌舞伎初体験!ヤマトタケルを観てまいりました。
それも2回も観に行ってしまいましたが、まだまだ観たりません。もっともっと観たいです。しかし・・お金も暇もないので、諦めていますけれど。

はじめは去年「西太后」で醇親王夫人を演じられた市川春猿さんお目当てで舞台を観にいったのですが、そのほかの役者さんのすばらしさに圧倒され、そして「スーパー歌舞伎」を考えられた、市川猿之助さんを尊敬しました。

まだ日本がひとつの国となる前の話。大和の国の皇子の切ない親子の情愛を描いた物語なんですが、ほんとにほんとにすばらしい舞台でした。

歌舞伎ほど口上は難しくなく、現代調にかなりアレンジはされていますが、ところどころに歌舞伎の型が。見えを切ったり、立ち姿そして豪華できらびやかな衣装。

1回目2回目ともとても席がよく、8列目の真ん中と、8列目の花道の真横と。
間近で役者さんの表情や仕草が見られ,大変感動しました。

ヤマトタケル


そしてなんといっても春猿さん。とても艶やかで可愛らしくて美しくて・・・ため息とともに、花道を出てきた瞬間「うわ〜春猿さんすごくキレイ!可愛い!」と口に出してしまいます。そのくらい可愛らしいんです。
赤いお着物がとてもよくお似合いで、初々しい弟橘姫を演じていらっしゃいました。
そして「ヤマトタケル」小碓の命を演じてらっしゃる市川段治郎さん。(写真左側)なんと素敵なのでしょう。
背が高く凛々しくそして気品溢れる皇子でした。
春猿さんと並ぶとほんと美男美女(ってなんか変かしら)で、とても良くお似合いでした。
プライベートでも仲が良いそう・・と、噂でお聞きしましたが。そしてこの歌舞伎といい、去年の西太后と言い、衣装がとても素敵です。
2回目でタケルの衣装の意味がちょっとわかってきた気がします。
勝手な推測ですが、はじめは若いし気も優しいのでシンプルで白とシルバーまたは金を縫い取った衣装。
後半に差し掛かり、戦いに明け暮れ自信と傲慢を身に着けたタケルは、衣装もかなり派手で誇張されていました。
多分これが、タケルの今おかれている精神状態?を現しているのかなと、勝手に解釈をしておりますが・・それにしても美しい役者さんたちでした。

一番の見せ場でもある、春猿さん演じる弟橘姫が、海の大后になるのだと走水の海へ身を投げるシーンでは、涙があふれ出て止まりませんでした。嘆き悲しむタケルの姿にこれまた涙・・・。

そして最後タケルが白鳥になって飛ぶシーン、クライマックス。
段治郎さんのタケルのお顔がとても穏やかで、綺麗でした。
戦いの日々から開放され、懐かしい大和へ帰り着き、そして天国へ召されていく事を現しているのでしょうが、ほんとに優しい穏やかなそしてかすかに微笑んで・・・。
これまた涙を誘いました。
すべてを超越し、悲しみも苦しみもない世界へ旅立つ安らかな気持ちを表しているのでしょうね。

そして笑也さんのみやず姫、兄橘姫もこれまた素敵過ぎてため息。
気が強いみやず姫、気品に溢れタケルをずっと待っていた兄橘姫。
立っておられるだけで、華やかなオーラが!
ラスト直前の白い喪服?なのでしょうか。豪華な衣装でそして気品に溢れた透明感のある兄姫・・・。
圧倒されっぱなしでした。

右近さん演じるタケヒコの男らしさに見惚れ、段治郎さんのタケルに圧倒され。
お2人とも凛々しくそしてとても美しい立ち役さんだと思いました。
残念ながら、右近さんのタケルの日に当たらず、2日とも段治郎さんのタケルでしたので、いつか右近さんのタケル、段治郎さんのタケヒコを拝見したいと思います。
近々名古屋で再演してくださいね!(笑)
それかお2人の演じるタケルのDVD化を望みます〜。

また、DVDでお師匠猿之助さんのヤマトタケルも拝見しましたが、貫禄のある立派なタケルですね。
段治郎さんのタケルは、やっぱり若くてまだまだ固いなっと感じます。
ところどころの所作がやはり、お師匠だけあると思います。
ちょっとした表情や、動き,どれをとっても完璧ですね。
文才がなく、うまくまとめられないのがすごく悔しいのですが・・・。

とにかく、感動をありがとう幸せな時間をありがとう、すばらしい作品に出会えて幸せです!と、ヤマトタケルに関った方々にお礼を言いたい気分なのです。

次回はどんな作品で皆様にお目にかかれるのかは、わかりませんが、私は猿之助さんそして猿之助一門の俳優さんを応援しております。

そして春猿さん、ますますファンになりました。これからもずっとずっと応援していきますね。
素敵な歌舞伎俳優さんになって下さい。
私もすこしは春猿さんを見習い、女性らしい物腰柔らかな仕草を身に着けたいものですわ・・^^;

あと・・・熊襲のタケル兄弟なかなか良い味出してましたよ♪お茶目で可愛いかも(爆)
あのセンスの悪い?度派手な衣装にノックアウトです。
熊襲タケル兄弟の打ち掛けの背中にカニとタコ(爆)刺繍はえびとたい(爆)

もう現代のヤマトタケルには会えないので、DVDのヤマトタケルで我慢?します。
96年の公演のヤマトタケルらしいですよ。
今回のヤマトタケルとはかなりアレンジが変わってて、またこれはこれで違う楽しみ方が出来ます。

しばらく放心状態かも・・・。

あ〜早くまた春猿さんたちにお会いしたいものです。

来週は友人2人が、鑑賞しに参ります。その感想もまたアップしたいと思っております。
きっと絶対春猿さんのファンになって帰って来るに違いありません。
身近にファンが増えるのはうれしいことです。
posted by ちか at 21:12| 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) | 歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、龍の目です。
トラバありがとうございました。
感動こそが演劇の本質なんでしょうね。
その点で古典とされる歌舞伎を、
今でも愉しめる演劇として送り続けている、
猿之助丈の創造した歌舞伎ってスゴイと思います。

Posted by 龍の目 at 2005年06月23日 00:10
龍の目さん、わざわざお越しくださり、ありがとうございます。
感動がなければ演劇も演ずるものも、すべてそれで終わってしまうのでしょうね。
そして、歌舞伎と言う敷居の高そうな古典芸能を、知識がなくても愉しめる「スーパー歌舞伎」として甦らせた市川猿之助丈の才能は、本当にすばらしいと思います。
これからもスーパー歌舞伎見続けて行きたいと思っています。
Posted by ちか@管理人 at 2005年06月23日 08:18
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